Url:https://www.toyota-boshoku.com/jp/news/221104.html
Tag:行動可視化 属性分析 空港 商業施設 データ提供 センサー
Outline プロジェクトの概要
トヨタ紡織株式会社が、ヒト中心での提供価値創出活動の経験を生活空間に応用し、施設内に設置した複数のセンサーやカメラで収集したデータを複合的に処理する新しいアルゴリズムを開発しました。
そのアルゴリズムを使って、空港や商業施設の利用者の行動や属性等を可視化するシステムを構築し、中部国際空港やあいちデジタルアイランドプロジェクトなどでサービス提供を開始しています。利用者の行動、目的、滞在時間、エリア別割合、人数、性別、年齢、感情等を可視化することで、客層に応じたPRやイベントの効果測定など、お客様満足度向上につながる企画検討などに活用できます。
Support 支援内容
- リードコンサルタントによるメンタリング伴走支援
- リサーチ支援(市場・競合分析)
Achievement 支援成果
- 競合分析にもとづくポジショニング戦略策定を完了し、事業継続の社内承認を獲得
- 中部国際空港(セントレア)との取り組みの継続受注
- あいちデジタルアイランドプロジェクト採択
クライアント様からの声
弊社はBtoBの製造会社(ものづくり企業)であり、製品を企画・開発・製造することは得意であっても、新たなビジネスモデルを立ち上げる経験が不足していました。新規事業立ち上げに向けた手段やステップがわからないなか、アクセラレーション支援いただける先としてアルファドライブ様に行きつき、現在まで継続的に、また他の案件でもご支援をいただいています。
金子様からは、概念ではなく豊富な実践経験にもとづくメンタリング伴走をしていただいています。また、攻めどころとなる市場の規模算定や競合分析などもしていただき、われわれでは深掘りできない十分な情報量をまとめていただきました。社内の経営陣への説明資料にも有効的に活用させていただき、社内理解を得ることができました。
空港や商業施設利用者の行動や属性データを可視化しダッシュボード提供するサービスは、われわれにとって初めての取り組みであり、推進方法がわからず困っていたのですが、課題整理するところからメンタリングが始まりました。顧客ヒアリングなどを通して検討したものを金子様にぶつけていくことで、訴求ポイントや方向性などが明確になっていき、ステップ毎に進めることで順調に現在まで来ていると感謝しています。初めての取引先との交渉術、具体的なプライシングの考え方なども、硬軟織り交ぜたかたちで金子様より的確にアドバイスいただいたことが現在も役立っていると感じています。(車室空間企画開発部 担当様)