新規事業を担当していると、「人が足りない」「時間が足りない」「専門知識が足りない」という壁に必ずといっていいほど直面します。
外部の支援会社や業務委託を試してみたことはあるけれど、思うような成果が出なかった。だから「結局、自分たちでやるしかない」という結論になっている。そんな状況に置かれているチームは少なくありません。
一方で、リソースが少ない中でも着実に前に進んでいる新規事業チームには共通点があります。「何を内部でやり、何を外部に任せるか」の判断軸を持っていること、そして外部に依頼するときの動かし方が整っていること。この2点を押さえているかどうかが、チームの実力以上の動きができるかどうかを分けています。
そこで累計35社、4,000件を超える新規事業プロジェクトの伴走・審査に携わってきた当社グループ執行役員の加藤隼と、アクセラレーション事業部でリードコンサルタントを務め、外部人材と発注企業をつなぐAlphaDrive Partnersの統括も担う北渡瀬敦が、リソース不足に悩む担当者が知っておくべき「リソース不足の本質的な構造」と「内部・外部リソースの正しい使い分け方」、そして「外部人材をうまく活用するための考え方」を整理しました。
この記事で分かること
- 新規事業でリソース不足が起きるのはなぜか
- 限られたリソースで新規事業を進める方法
- 内部でやるべき仕事と外部に任せる仕事の見分け方
- 外部人材の活用を失敗させないためのポイント
なぜリソース不足は「解消されない問題」になるのか
まず押さえておきたいのは、新規事業のリソース不足は、多くの企業内新規事業に共通して起きている問題です。
新規事業開発には、考えるべき変数が無数にあります。
全文約6,000文字
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AlphaDriveの新規事業開発支援について
AlphaDriveは、企業の新規事業創出を仕組みづくりから立ち上げまで、一気通貫で支援しています。
事業創出のインキュベーションから事業立ち上げ後のアクセラレーション、オープンイノベーション、R&D 組織での新規事業開発まで。これまでに 約300 社を支援し、23,800 件の事業アイデアを創出、250 件の事業化・会社化を実現してきました。事業開発に対する伴走だけでなく、プロダクト開発、マーケティング、セールスなど各領域での実務支援を通じて、事業化後のフェーズを成功に導くご支援を行っています。
監修者について
加藤 隼
株式会社アルファドライブ グループ執行役員(アクセラレーション戦略推進) 株式会社GROWGRIT 取締役
2013年、ソフトバンク株式会社に新卒入社。法人営業を主務とする傍ら、新事業スキームを担当顧客へ提案し、同事業の責任者としてジョイントベンチャー(JV)での事業立ち上げを牽引。兼任プロジェクトとして、孫正義氏の次世代経営者育成機関「ソフトバンクアカデミア」にも所属。2016年、株式会社ディー・エヌ・エーに中途入社。メディア領域の事業開発に従事。DeNAと小学館のJVによる事業再建プロジェクトに携わり、Bizサイド広範の戦略策定・実行を推進し、ゼロからの事業再建を牽引。2019年3月、株式会社アルファドライブに入社。累計35社、4000件超の新規事業プロジェクトに対する伴走・審査に携わり、2021年4月にマネージング・ディレクターに就任。2023年1月、執行役員 イノベーション事業/アクセラレーション事業担当に就任。
北渡瀬 敦
株式会社アルファドライブ アクセラレーション事業部 AXL STUDIO リードコンサルタント 兼 AlphaDrive Partners 統括
学生時代に起業し、マレーシアにてパーソナルトレーニング事業の立ち上げやオンライン英語教育事業の立ち上げを経験。 その後、パーソルキャリアに新卒入社し、新規事業『HiPro Tech』のセールスを担当。 スタートアップ~プライム上場大手企業まで幅広く担当し、組織トップの新規開拓・売上実績を収め、社内MVPを受賞。 また、社内別部門で新規サービス(0→1)のBizDevを兼任し、法人顧客の要件定義やプロダクト検証フェーズを経験。 2025年よりAlphaDriveに参画し、新規事業における1→10フェーズのアクセラレーション支援に従事。 2026年よりAlphaDrive Partnersの統括に就任。