この記事で分かること
- リリースした新規サービス/商品が売れない時に原因として考えられること
- 無償PoCから有償契約に進まない原因と対処法
- 新しいサービスの売り方開発のステップ
- 属人的な営業を仕組み化する方法
- 既存顧客のLTVを高める方法
- 販売実績が1件もない状態から実績を作る方法
新規事業の現場では、「プロダクトを作り込んだのに売れない」「 無償なら使ってもらえるのに、有償にした途端に誰も契約しない」「営業メンバーを増やしても数字が伸びない」といった壁に心当たりのある方は多いのではないでしょうか。
多くの場合、「いいものを作れば売れるはず」という前提のまま、プロダクトの精度を上げることにばかり時間を使ってしまっています。しかし本当の原因は、プロダクトの出来栄えよりも手前にある「売り方」の設計、つまりPoCの段階で誰に・どんな理由でお金を払ってもらうのかという仕組みづくりの方にあるケースがほとんどです。
そこで累計35社・4,000件を超える新規事業プロジェクトの伴走・審査に携わってきた当社執行役員の加藤隼と、2社のスタートアップをM&AでExitさせた実績を持つ中山健彦が、新規事業のセールスに悩む担当者が知っておくべき「PoCの壁の越え方」「売れ続けるための仕組みづくり」、そして「顧客定着によるLTV最大化」を整理しました。
“良い商品・サービス”を作っても売れない理由
新規事業の営業現場でよく聞くお悩みがあります。それは、商品開発が先行し、プロダクトアウトの思考が抜けないまま「良いものを作れば売れるはず」と思い込んでしまうパターンです。顧客検証をしながら作るということをせず、リリースして初めて「売れない」という現実に直面することになります。
iPhoneのように圧倒的な差別化ができているなら話は別ですが、
全文約6,000文字
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AlphaDriveの新規事業開発支援について
AlphaDriveは、企業の新規事業創出を仕組みづくりから立ち上げまで、一気通貫で支援しています。
事業創出のインキュベーションから事業立ち上げ後のアクセラレーション、オープンイノベーション、R&D 組織での新規事業開発まで。これまでに 約300 社を支援し、23,800 件の事業アイデアを創出、250 件の事業化・会社化を実現してきました。事業開発に対する伴走だけでなく、プロダクト開発、マーケティング、セールスなど各領域での実務支援を通じて、事業化後のフェーズを成功に導くご支援を行っています。
※本稿は当社セミナー「〜新規事業の売り方 虎の巻〜 売れ続ける事業の作り方」の内容を再構成しています。
監修者について
加藤 隼
株式会社アルファドライブ グループ執行役員(アクセラレーション戦略推進) 株式会社GROWGRIT 取締役
2013年、ソフトバンク株式会社に新卒入社。法人営業を主務とする傍ら、新事業スキームを担当顧客へ提案し、同事業の責任者としてジョイントベンチャー(JV)での事業立ち上げを牽引。兼任プロジェクトとして、孫正義氏の次世代経営者育成機関「ソフトバンクアカデミア」にも所属。2016年、株式会社ディー・エヌ・エーに中途入社。メディア領域の事業開発に従事。DeNAと小学館のJVによる事業再建プロジェクトに携わり、Bizサイド広範の戦略策定・実行を推進し、ゼロからの事業再建を牽引。2019年3月、株式会社アルファドライブに入社。累計35社、4000件超の新規事業プロジェクトに対する伴走・審査に携わり、2021年4月にマネージング・ディレクターに就任。2023年1月、執行役員 イノベーション事業/アクセラレーション事業担当に就任。
中山 健彦
株式会社アルファドライブ アクセラレーション事業部 SALES STUDIO スタジオ長 株式会社MarchOn 代表取締役社長
これまで2社スタートアップを創設し、2社ともM&AによるExitを果たした連続起業家。DX支援会社における営業部門の責任者として、各業界のリーディングカンパニーのDXを支援した後、自らが代表取締役を務めるスタートアップ企業を創設。100社を超える企業に積極的にPoV、PoCを展開し、市場の状況に応じたピボットを行うなど複数事業の検証を行った結果、4年間で約500社、1,000サイト以上に自社ソリューションが導入され、これらの成功により国内PEファンドにM&Aで売却。複数事業の0→1、1→10をリードし収益化を実現した経験を活かし、新規事業プロジェクトの支援に従事する。